9月8日(土)・9日(日)に開催された『トチオノアカリ2018』のレポートをお届けするブログ後編。

*前編はこちらから。併せて読んでいただくと、よりお楽しみいただけると思います♪

後編では表町エリアやお寺のインスタレーション、秋葉神社の様子をレポートします。

それでは、お楽しみください。
 
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【表町】

昔ながらの景観が多く残る表町の雁木通り。ランプのやわらかな灯りに照らされた夜道を歩くと、どこか懐かしくて胸の奥が切なくなる、そんなノスタルジーを感じさせてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

この通りでも個性豊かなインスタレーション作品がわたしたちを楽しませてくれました。
 

 

 

【神明神社】
神明神社では栃尾在住、安東 尚代さんの作品が夜の神社を神秘的な光で照らしていました。

信仰に身近なものを使い、賽銭箱を現代的なオブジェへと変化させた作品です。
 

 

 

【大和屋跡地】
再び通りを歩いて行くと、アイドルのライブ会場などでおなじみのサイリウム(光る棒)をペットボトルに入れたオリジナルライトが並べられていました。

 

こちらはトチオノアカリ初参加の大森 政尚(With フレンズ)さんが手がけた作品です。

奥で光っているパネルの前に立って写真を撮ると、あたかも羽根が生えたようなフォトジェニックな画が撮れる仕掛けも面白かったです。
 

 

 

【雁木の駅】
毎年、仕掛けがあって遊べるインスタレーション空間を演出してくれるのは、栃尾の女性メンバーを中心に活動するなじですかいさん。

今年のテーマは“おばけやしき”です。


…とは言ってもどこか愛嬌があるおばけたちなので小さい子どもでも怖がらずに楽しんでいました(笑)

中に入ると、アットホームな雰囲気の中(変な表現?)おばけや妖怪たちが浮かびあがります。

かわいい装飾のセンスは女性ならではのものですね。

もし、とちラボがおばけやしきをテーマにしたら…カオスナ空間ニナルコトデショウ(笑)

 

 
 

さらに、おばけランタンづくりのワークショップが大人気で、つくったランタンを手に町を歩く子どもの姿がちらほら。(それがまたかわいい)

表町の雁木通りはここまでなので、続いては双葉保育園となりの芝生エリアへ。
 

 

 

こちらでは栃尾高校美術部によるインスタレーションを見ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金魚とすずめ、人に身近な生き物の美しさをアートで表現した作品です。

芝生には水中のいきものたちが並び、見る人を楽しませてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

続いてはお寺とコラボしたインスタレーション空間へ。
 

 

 

と、その前にとちパル横のにぎわい広場では、今年も美味しいものたくさんのナイトマルシェが大盛況だったので、その模様をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

お祭りや縁日の屋台って大好きなんですよ。ついつい食べ過ぎてしまいました。
 

 

 

【観音寺】

マルシェの会場からほど近くの観音寺では、秋葉中学校の作品が幻想的かつ温かみのある空間を演出していました。

 

 

 

ほのかに灯る種たちが広がり成長し、やがて美しい花を咲かせる…そんな様子が表現されているそうです。

 

 

 

 

 

【常安寺】
越後の名将、上杉謙信が創建した常安寺では、本堂に飾られた萬燈が荘厳な空間を創り出していました。


 

 

 

 

 

 

 

そして、常安寺から続く石畳を歩くと、見えてくるのは127の石段。

足元を照らす灯火に導かれるように秋葉神社へと向かいます。
 

 

 

【秋葉神社~秋葉公園】

石段を登ると、宵闇の中を泳ぐような金魚のオブジェと、風鈴の軽やかな音色がわたしたちを本堂へと誘います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長岡造形大学生が演出したこの空間は夏の風物詩、“風鈴”と“金魚”が過ぎ行く季節を惜しむような、どこか儚げな美しさを感じました。
 

 

 

そして、その先には灯りにつつまれた秋葉神社本堂があらわれます。

 

幻想的な空間に多くの人が足を止め、参拝していました。
 

 

 

 

【秋葉公園】
公園内の芝生広場には当イベントの協賛ランプが飾られていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は筆者も協賛ランプをつくってもらったのですが、探している時間が無くて発見できませんでした。(泣)
 

 

 

その奥、ステージでは火伏の神・秋葉三尺坊大権化(あきばさんじゃくぼうだいごんげ)の姿を写し出した巨大フラッグが光を放っていました。

守護神然とした出で立ち、後光を浴びながら飛翔する姿は何度見ても圧倒されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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今年もひとときのやすらぎと感動を与えてくれたトチオノアカリ。

このブログから少しでも雰囲気を感じてもらえれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分のくらす町を明るくしたい。」

という純粋な想いからはじまったこのイベントは今年で3年目を迎え、子どもから大人まで総勢1500人以上が参加するお祭りへと発展しました。

まちづくりは人づくり”という言葉のごとく、一人一人の行動がやがて大きな輪になり町に活気をあたえる…

イベントに関わるスタッフとして、栃尾地域に暮らす一住民としてそんなことを感じました。
 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで良いことばかり書いてきましたが(自分で言うな)、

「あれ?ここ更地になったのか…」

と気づくことが準備中何度かありました。思い入れがあったわけでは無い場所や建物でも、何も無くなると寂しい気持ちになってしまうものです。

イベントが終わってしまえば夜の町はいつも通り人気のないシャッター街になり、灯りにつつまれた夜も幻想のように思えてきます。
 

 

 

それでも
 

 

 

まちを活気づけたい”という想いを心に灯す人たちが、栃尾にもまだまだいるということ。

その人たちが起こす行動の成果を見た人たちの心にもあかりが灯るということ。

それは幻想ではないはずです。
 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ始まったばかりのイベントですが、子どもたちが大きくなったときに

「わたしのまちには、こんなに素敵なお祭りがあるんだよ!」

と自慢に思ってもらえるものになってほしい、と思います。

 

 

長文となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

よかったら皆様のご感想などお聞かせいただけると嬉しいです(^^)

 

 

 

 

 

【この記事の作者】  高橋 サハラ: 栃尾出身・在住。とちラボでは主にブログの執筆とオープンマイクの企画を担当している。2児のパパ。
 

9月8日(土)・9日(日)、『トチオノアカリ2018』が開催されました。

 

このイベントは“栃尾の町を明るくしたい”というひとりの女の子の想いを実現するために、有志を中心に発足した〈トチオノアカリ協議会〉が主催しているあかりのお祭りです。

*今までは『とちお夜のランプ祭り』、『秋葉百八風鈴灯』と別々の名称だったものが今年(2018年)からトチオノアカリに統一されました。

とちラボも企画から実行に至るまで深~~~く関わっているこのお祭り。今回のブログではイベント当日の模様を、裏話も交えながらお届けします。

それでは、お楽しみください。

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当日は朝からが降り

「ひょっとしたらこのまま降り続くのかな…?」

と一抹の不安もありましたが、夕刻には落ち着き一安心。

まずは今年からインスタレーション(空間全体を利用した立体展示作品)として新たに加わった場所から見ていきます。

 

 

 

【とちパル】

まちの駅として地元人から親しまれているとちパル内の階段には、栃尾地域の幼稚園・保育園児がひとりひとり作った和紙ランプが飾られていました。

 

 

やわらかな光に導かれるように上階へ上ると、そこには幻想的な空間が……

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生1人1人が日々の暮らしで感じる気持ちを「ありがとう」という言葉に込めて、蛍光ペンで栃尾産の布に書いたものがインスタレーションとして展示されていました。

 

 

 

 

 

 

続いて2つ目の新たなインスタレーションエリア、稲荷神社へと向かいます。

【稲荷小路~稲荷神社】

 

稲荷小路

 

 

 

 

 

 

 

稲荷神社

 

 

 

 

 

神社本殿には長岡市内の学生たちが制作した行灯(あんどん)が飾られ、温かみのある灯りが心をなごませてくれました。

企画/制作:しまなとよ & ながおか・若者・しごと機構

 

 

 

 

 

 

 

この行灯は企画者である学生たちが勉強や部活動の合間を縫って制作したもので、長岡花火を観に来た人たちに“また長岡に来たい”と思ってもらえるように、という想いが込められています。 

 

 

【谷内通り】


 
谷内通りの“よってげ場”では刈谷田中学校制作のインスタレーションを楽しむことができました。

 
学年ごとにテーマをもうけて、描いた絵を張り付けたパネルを会場の後方から、卒業アルバムの写真をもとにした刈谷田中学校の歴史を映すことで、ひとつのストーリーを表現した空間になっています。

 

 

 

 

よってげ場の近くでは、キッズサポート つむぎ制作のインスタレーションに小さな子どもたちがたくさん集まっていました。

 

 

 

 

 

 

一つとして同じものがない、個性豊かな作品の数々。素材はほぼ段ボール、というのを忘れてしまうくらい楽しい空間でした。子どもの発想力は無限大ですね!

 

 

 

 

通りを大布橋方面に向かうと、郵便局前では栃尾文化センターの作品を撮影する人の姿が目立ちました。


 

 

 

文化センターの作品展だけでなく、施設内のちょっとした掲示物にも並々ならぬこだわり・センスの良さを発揮する職人(職員)たちが創るインスタレーションのテーマは“”。

 

 

 

完成度を求めるだけでなく、作品の前で写真を撮って楽しんでもらえるようにと、和傘を貸出してくれていたのが文化的でした。

 

 

 

 

続いてはおなじみ、西厳寺(さいごんじ)でのとちラボさんのインスタレーション。

 

 

 

 

 

 

仏教の世界観を表現した曼荼羅(マンダラ)をミラーボールでつくるという、ちょっとクレイジーな作品。


 

 

 

 

 

このお寺は来年(2019年)改修工事が入るそうなので、この形体はこれで見納め。

ちなみに、ミラーボールの奥で煌めいているのは数百個の。あまり気づいてくれる人はいませんでしが、取り付け大変だった(苦笑)

 

 

 

 

西厳寺の次は、神明橋(しんめいばし)を渡って表町エリアへ向かいます。

 

 

 

ノスタルジックな橋と、ランプの灯りの調和がとてもきれいなスポットです。

ここから見る西谷川護岸のライトアップも幻想的。

 

 

 

 

 

 

 

橋を渡ると、表町の雁木通りにでます。

か、少し長くなりましたのでこちらのレポは次回のブログに掲載します。

 

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。次の記事も良かったら読んでくださいね。

 

 

 

 

 

 

【この記事の作者】  高橋 サハラ : 栃尾出身・在住。とちラボではおもにブログの執筆とオープンマイクの企画を担当している。2児のパパ。
 

 

 

9/8(土)、9/9(日)午後5時点灯開始です。

今年も栃尾の町にトチオノアカリが帰ってきます。今年から『秋葉百八風鈴灯』と『とちお夜のランプまつり』が、ともに『トチオノアカリ』として、一つのイベントに統合されました。

 

 

 

秋葉信仰の総本山である秋葉神社と秋葉公園、総延長全国3位の長さを誇る雁木通りの表町通りと谷内通りにアカリを灯します。

 

 


エリア内に点在する、地域の生徒児童たちや有志の人々によるインスタレーションが、アカリに包まれた町の雰囲気を盛り上げます。

とちパル横のにぎわい広場と谷内の門前通りでは、ナイトマルシェも同時開催。 

 

 

開催時期は、昨年より1カ月以上早く、まだまだ夏の匂いの残る9月初旬の初秋の夜。夕涼みがてら、栃尾の町を散策にぜひともお出かけください。

 

 

 

イベントエリア
◆大布橋〜谷内雁木通り
◆大布橋〜表町雁木通り
◆西厳寺小路〜神明橋
◆稲荷小路〜稲荷神社
◆秋葉門前小路〜秋葉神社
◆および秋葉公園 他
(全て長岡市栃尾地域)

駐車場
1 : 長岡市栃尾大野町3丁目2
2 : 長岡市谷内2丁目8−5
その他、秋葉中学校、栃尾美術館の各駐車場も予備駐車場として使用予定。

こんにちは!とちラボの高橋です。

怒涛の大雪となった今年の冬。各地で水道管の凍結・破損が相次ぎ、雪の重みで家屋が倒壊する被害も発生しました。

記憶にある中でも、かなりヘビーな冬でしたね。。。きっと雪解け水で美味しいお米とお酒がたくさんできることでしょう!

 

 

 

そんな去る2月、とちラボ主催で『トチオノアカリ2017写真展』を開催しました。

~トチオノアカリは〈とちお夜のランプまつり〉〈秋葉百八風鈴灯〉そして、昨年の中野俣小学校閉校式典に併せて行った〈ナカノマタノアカリ〉を総称した、“希望の灯り”がテーマのイベントです。~
 

 

会場は谷内(やち)商店街の“よってげ場”。

かつてはスポーツ用品店や八百屋さんだったそうですが、いつからか空き物件になり、現在は地域住民のお茶のみ場やちょっとしたイベントスペースとして利用されています。

 

 

展示した写真の数々は、すべてとちラボメンバーが撮影したもの。

 

 

改めて写真で振り返ってみると、いつもは人気の無い夜のまちが様々な表情を見せたくれたこと、準備中の出来事や焦燥感など(笑)がフラッシュバックしてきました。

 

 

とちラボといえばミラーボールなわけで、会場にも設置。

ちょっと妖しい照明もとちラボらしさ全開です(?)

 

 

 

 

 

さて、最後にトチオノアカリ 2018の開催日が決定しましたので、ここに記しておきます。

開催日は9月8日(土)・9日(日)の2日間です!

 

良かったらスマホや手帳のスケジュールに入れておいてもらえると嬉しいです(笑)

より良いものになるように、私たちもベストを尽くしていきますよ!o(^o^)o

新潟県長岡市栃尾の山あいに、とある学校があります。

 

 

その学校の名は
中野俣(なかのまた)小学校〉。

 

歴史を感じさせてくれる木造校舎のまわりには豊かな自然が広がり、驚くべきことに校庭には鳥居と神社があるという、珍しい学校でもあります。

 

 

144年もの歴史をもつこの学校は、平成29年度をもって閉校することが決定されました。

 

 

 

 

平成29年10月21日、間近に控えた閉校記念式典に合わせ

ナカノマタノアカリ☆アートプロジェクト

が行われました。

 

 

 

「学校としての役目を終えるこの場所を、目に、心の中に焼き付けてもらいたい」

「人生の大切な宝物として大事にしていってほしい」

 

 

そんな先生方の想い、そしてその想いに共感したトチオノアカリ協議会の行動が結晶となり、数ヶ月の準備期間を経てその日は迎えられました。

 

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日が沈み、夕空が少しづつその表情を変えていくと、やわらかなあかりに包まれた校舎が浮かび上がりました。

 

 

 

校舎へと続く道や、いきものたちの暮らす池、校庭の遊具もあかりに包まれ、叙情的な風景は、校舎と溶け合うように広がっていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつては校舎がもう一つあったそうですが、震災で大きな被害があったため取り壊され、その場所には“いろり”が設けられるようになりました。

 

 

どこか懐かしような感じもするのですが、いろりを知らない人(筆者含め)には新鮮な風景。

 

 

〈ぽっぽ庵〉と呼ばれるその場所にも飾り付けがされていました。

 

 

 

そこにはどこかで見たことのあるミラーボールの姿が。

 

 

 

〈トチオノアカリ〉ではお寺を幻想的な空間へと変貌させた球体が、静かな静かな山あいにも出現。

 

 

回転しながら光を放つ様子はやはり幻想的で、まるで星空の下で灯りに集っているかのようでした。

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感傷的でも、懐古的でもない、ただ

「こころがあたたかくなる時間」

そんな時間が流れていきました。

 

 

 

 

ふと、
もうすぐ長い間刻んできた“歴史”という時計の針を止める校舎は、どんな気持ちなんだろう。
そんなことを考えました。

晴れの日も、雨の日も、雪の日も変わらず子どもたちを見守り育んできた大きな存在。

数えきれないほどの生徒が巣立っていくのを、繰り返し見届け続けた年月。

そこには嬉しさもあったでしょうし、寂しさもあったかもしれません。

 

 

 

 

“小学校6年間”という時間は、人生の中で言えばほんのわずかなものです。

ですが、振り返ってみるとそこで過ごした思い出はかけがえのないもので、楽しかったこと、嫌だったこと、覚えていったこと……

それらすべてが“自分”をつくっていく中でも重要なものだったと、誰もが気づくのでは無いでしょうか。

 

 

 

「今まで本当にありがとう」

 

 

 

それは、卒業生・先生だけでなく校舎にとっても共通の気持ちなのかもしれません。

 

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わたしたちの住む新潟県、広く考えれば日本は今後も少子高齢化が進んでいくと言われています。

恐らくこれから10年の間に、その役目を終える学校も各地域で増加することでしょう。

現状、栃尾のような過疎地では、その波を止めるすべはありません。

 

 

 

 

今回の中野俣小学校をきっかけに、というわけでもありませんが

歴史を築いてきたものたちに

新しい価値・生命を与える

そして、

未来をつくる場所として再び活用する

それを真剣に考える時が来た、と思うようになりました。

 

 

 

先のことなんて誰にも分かりませんが、黙って現実から目をそらしていても何も変わりません。

1人でも多くの人が自分たちの暮らすまちのことに興味を持ち、

今できること

を少しでも行動に移していく。
いきなり大きなことをするのは難しい。

まずは自分の”想い”を頭に、心の中に描く、それだけでも十分です。

 

 

さらに、できることであれば、その“想い”を誰かに伝えてみましょう。家族や親しい友人にさりげなく話してみてもいいですし、ノートに書いてみるのも有効です。

 

 

“想い”は行動に移すとより強くなるものです。

 

 

綺麗事と言われるかもしれませんが、“想い”は連鎖反応を呼び、繋がっていきます。
点と点が線となり、線と線が面となる

 

 

 

その時が来るために、わたしたちは不器用でも一歩づつ前に歩み続けます。
少々、アツくなってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

良かったらみなさまのご意見・ご感想もお聞かせください(^^)

10月14日・15日に開催された
〈トチオノアカリ〉。

当日の模様をお伝えする記事の後篇です。

※前篇の記事はこちらから↓↓↓

トチオノアカリ2017~前篇~


 

今回は糸繰りランプとともに夜を彩った“インスタレーション“、秋葉神社を舞台にした“秋葉百八風鈴灯”のお話。

それではお楽しみください。
 

~インスタレーション~

空間そのものを構成・変化させ、アート作品として体験してもらう現代美術の表現技法、インスタレーション。

トチオノアカリでは、地元を拠点に活動する団体・クリエイター、地域の学生らがそれぞれ異なる世界観の作品を創り出しました。

非日常を演出してくれたインスタレーションやオブジェの数々をご紹介します。
 

【作成団体】高見 梨花子&刈谷田中学校

【作品名】STONE POWER

刈谷田川で行われる“石積み”をイメージした作品。

〈石積み〉
親より先に亡くなった子は、親不孝の罪から賽(さい)の河原で石積みをさせられると言われています。
地獄の釜が休みになるお盆入りの8月7日、子どもたちに代わって石積みをする
という栃尾の伝統行事です。

刈谷田川と西谷川、二つの川が一つに合流する様子、積み上げられた石の様子が輝くインスタレーションとして再現されていました。

 

 

【作成団体】秋葉中学校

【作品名】秋葉の灯り

栃尾産の和紙を使ったランプ、田植えで使う木枠など、地元ゆかりのものを使ったインスタレーション。

やわらかな灯りに心癒される空間でした。

 

見に来た人たちにランプを飾ってもらう、というのもステキだなと思いました。
 

【作成団体】栃尾高校美術部

【作品名】栃尾の明かり

家に帰るときに見る、栃尾の町をイメージしたインスタレーション。

素朴な町並みや家々の明かり。そこに暮らす人びとの心のあたたかさが表現されていました。
 

【作成団体】栃尾高校書道部&書道選択者

【作品名】栃高書『十二支物語』2017

動物たちの十二支物語を“書道”と“立体作品”で表現。

 

 

 

 

織布の染めかたにも伝統的な技法を取り入れるなど、工夫がこらされていました。

 

 

 

【作成団体 】長岡造形大学 ち~むらぁめん

【作品名】つなぐ

「つながるてまり」をテーマにした作品。

 

 

糸をつなぎ、自然を感じ伝統をつなげていく、という想いが込められています。

色鮮やかな“とちおてまり”が神秘的なお堂の中、宝石のように煌めいていました。
 

【作成団体】なじですかい

【作品名】お月見影絵でなじですかい♪

森の中で動物たちとお月見。まるで絵本の中から飛び出してきたような空間で、親子連れにも人気だった作品です。

 

中の様子が外から見ると影絵として楽しめるしかけもステキでした。

 

 

 

【作成団体】とちラボ & 南小4年生

【作品名】The 67 Hopefuls

お寺×ミラーボール。

異色とも言えるコラボレーションですが、星空、あるいは宇宙をイメージさせる空間は見る人を別世界へと連れていってくれました。

100個以上の小さなミラーボールは栃尾南小学校4年生が親子で手づくりしたもの。

 

 

まるで、子どもたちの未来・希望を現すように、まばゆい光を放っていました。

ちなみに、ミラーボールづくりの様子はこちらからご覧になれます。↓↓↓

小学校でミラーボールづくり☆

良かったらご覧ください(^^)
 

【作成団体】SH11NAWORKS

【作品名】小さな隣人

今回唯一、長岡/栃尾地域外からの参加となった世界を旅するグラフィックアーティスト『SH11NA』。

スプレーペイントで描かれた絵は、山の木々と共に光で照らされ、生命力を持って夜の神社に浮かび上がっていました。

 

 

 
【作成団体】山下 徹(個人での参加)

【作品名】渦の間

栃尾在住、流浪の画家『山下 徹』。

独自の世界観を持つ彼の作品がトチオノアカリ初登場となりました。

「繊維を巻き取る行為からインスピレーションを得た」

という言葉の通り、ぐるぐると回る影が印象に残りました。

写真からは分からないかもしれないですが、実は回転しているのは“蚊取り線香”。

トオルワールド全開です。
 

【作成団体】MO.

【作品名】sanctuary

荒涼とした地にそびえる謎の立体物。

少し不気味さも感じさせる空間は、今回のインスタレーションの中でも際立っていました。

ちなみに、、、この辺り、心霊スポットとしても知られているのです。

【作成団体】火祭り実行委員会

【作品名】大般若

毎年7月24日に行われる秋葉の火祭り。

一年に一度しか見られない大般若で行われる万燈を、トチオノアカリでも実現。

 

 

荘厳な灯りに包まれた本堂が神秘的でした。

そして、この灯りは秋葉神社への参道へと繋がります。

 

 

 

 

 

秋葉百八風鈴灯

秋葉信仰の総本山、栃尾の秋葉神社。

常安寺から続く石階段を昇り、竹と風鈴のアーチをくぐると、そこには幻想的な風景が広がります。

やわらかなろうそくや竹灯籠の灯り、本堂を照らすランプ。

この地で『火防せの神』として信仰されている、
『秋葉三尺坊大権現』※あきばさんじゃくぼうだいごんげ
の壮大なオブジェも神々しい輝きを放っていました。

また、長岡造形大学生によるインスタレーション『トチオニウミ』も、秋葉神社の新たなる魅力を引き出していました。

海に暮らす生きものたちが芝生や境内で泳ぐ様子を表現した作品は、この地が持つ、ふしぎな力に導かれやってきたかのように躍動感に溢れていました。
 

 
2回に渡りお届けした、トチオノアカリ2017の記事はいかがでしたか?

筆者個人の感想としては、織物のまちとしての歴史が刻まれた糸繰り木枠を使った“糸繰りランプ”、このランプがこの物語の主軸かなと思っています。

正直に言うと、最初は木枠が何に使われるものなのかさえ知らなかったし、そもそも「栃尾は織物のまち」と言われても実感が湧かないのが本音でした。(地場産業者様ごめんなさい。)

トチオノアカリを通じて、おじいちゃん・おばあちゃんが糸繰り木枠を、古き良き時代を懐かしみ、この町のお話を子どもや孫に伝える。

そして、子ども・孫はランプとして現代に甦った木枠に糸や布を巻き、新たな命を込める。

過去と未来が繋がる瞬間を、確かに見ることができました。
 

また、ランプに導かれるように、まちを彩っていた様々なあかりにも創った人々の“想い”が込められています。

古くから火や炎には神々が宿ると言われ、わたしたち人類はその灯りのもとに集ってきました。

あかりには人々の心と体を温め、癒してくれる、そんな力があります。

栃尾での〈あかりの祭典〉をきっかけに、地元はもちろん、様々なまちから人々が栃尾に集い、魅力を体験してもらい、未来を語り合う。

そんな物語が紡がれていってほしいと思います。

長文となりましが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

良かったら、みなさまのご感想もお聞かせいただければ嬉しいです(^^)

10月14日・15日、〈トチオノアカリ〉が開催され、夜のまちは幻想的なあかりにつつまれました。
 
 
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

「夜のまちを明るく照らしたい。」
 
 
 
 

「まちに活気を取り戻したい…」
 
 
 
 

人々の想いから生まれ、紡がれるあかりの物語。
 
 
 
 

第二回目の開催となった2017年の模様を、前篇・後篇に分けてお伝えします。
 
 
 

とちお夜のランプまつり

~糸繰りランプ~
 
 
 

夜のまちを優しく照らすのは、“糸繰りランプ“。


 
 
 
 

織物のまちとしての歴史もある栃尾で、生地を織る際に使われていた糸繰り木枠、そして、地元産の糸でつくる栃尾ならではのものです。
 
 
 
 

さらに今年からは、地元産の布を使ったランプが新たな彩りを加えてくれました。
 
 
 
 


 
 
 
 

地域の小学生一人一人がつくったこのランプには、つくった生徒の名札がついています。
 
 
 


 
 
 

自分の名札がついたランプを探す子どもたち、見つけた時の嬉しそうな様子がとても印象に残りました。

 
 
 

~人々をつなぐ橋~

ランプを飾る範囲は昨年の谷内(やち)通り~極楽通りから、川を挟んで表町まで拡張。

 
 
 

谷内通りと表町をつなぐ神明(しんめい)橋と大布(たいふ)橋は絶好の撮影スポットになっていました。
 

〈神明橋〉


 

ノスタルジックな橋と、栃尾のまち。糸繰りランプが優しく照らします。
 
 
 

〈大布橋〉


 
 
 

橋の上から見える石垣が色鮮やかにライトアップされていました。
 
 

石垣と夜の川、そしてランプのコントラストがとても美しかったです。

 

 

 

 

 

 
 
 

~表町の雁木通り~
 
 

雪国の知恵が生んだ雁木(がんぎ)。積雪時でも通りを行き来できるように開発されたもので、隣り合った民家や商店街の店が軒を延長して設けています。


 
 
 

昔ながらの、木造の雁木が多く残る表町。まるで過去にタイムスリップしたかのような、不思議な感覚になりました。
 
 
 

 
 
 

谷内通りの賑やかな感じとは少し違う、情緒ある雰囲気につつまれていました。

 

 
 
 
 
 
 

さて、名残り惜しいですが今回の記事はここまで。次回は糸繰りランプと共にまちを彩った“インスタレーション”、そして、秋葉神社を舞台にした“秋葉百八風鈴灯”の模様をお伝えします。
 
 
 
 

最後まで読んでいただきありがとうございます。次回もお楽しみに。

10月14日(土)15日(日)の2日間、

とちお夜のランプまつり』が開催されます。

織物のまち”としての歴史もある新潟県長岡市栃尾。

生地を織る際に使われていた糸繰り木枠、そして地元産の糸を使って作るランプ が夜のまちをやさしく照らす、あかりの祭典です。

 

通称“糸繰りランプ”と呼ばれているランプは、子どもたちも含めた地域住民によって作られています。



 

手づくりならではの温もりがあり、どこか懐かしさも感じさせてくれるこのランプを、趣ある雁木通りや小路に飾ります。


糸繰りランプと共に夜のまちを彩るのは、地元を拠点に活動する団体・クリエイターや地域の学生が創るインスタレーション(灯りをテーマにした立体作品)。

それぞれが違う作品で非日常的な雰囲気を演出してくれます。




今年は合計11ヶ所でインスタレーションを見ることができるので、まち歩きを楽しみながら巡ってみて下さい。

 

また、秋葉神社では『秋葉百八風鈴灯』が同時開催されます。

参道への階段を照らすゆらめき、境内を彩る竹灯籠と風鈴の音色、そして、その先に現れる本堂…



現実であることさえ忘れてしまうような、幻想的な風景がそこに広がります。
 
 
 
 
 
 
秋の宵に紡がれる、あかりの物語。

 
 
「こころの奥があたたかくなる」
 
 
 
 
そんなひとときを大切な人と過ごしてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
とちお夜のランプまつり

【日時】10月14日(土)・15日(日)
18:00~21:00

【場所】谷内通り・表町通り

※駐車場は〈栃尾大野町駐車場〉〈栃尾美術館駐車場〉〈秋葉中学校駐車場〉をご利用下さい。

【お問い合わせ】トチオノアカリ協議会・ 今井 善章(TEL:090-9373-4043)

ランプ祭り

 

「とちお ランプ祭り」 開催です!

会場:刈谷田中学校

日時:平成28年3月26日(土)17:30~20:00

ランプ作り体験やひなたのライブ、栃尾地域から3店舗の出店があり、食も楽しめます!

天気も良さそうですが、雨天決行なので、雨でも安心して来てください!

 

詳しくはこちら ↓

https://www.facebook.com/events/493907374130038/